2019/12/15(日)に行われたセキスイハイムさんの工場見学会へ参加してきました。他社さんのイベントは参加したことがあるのですが、実はそちらの会社さん以外のイベントは初めてです。見るものすべてが新しい気分で行ってきました。

概要
今回のイベントはセキスイハイムさんの「住まいの工場見学会」とのことで、どこまでの規模か不明ですが、かなり大きめのイベントで、総参加者が1600人を超えるとのお話です。とは言っても、全体イベントのようなものはなく、各展示場で1つか2つのグループを組んで、班ごとに順番に回っていく感じです。
私が参加したのは、東京都の江戸川展示場で申し込みし、埼玉県にある蓮田工場に見学に行くものでした。ですが、ネットで見ていると、各地で同様のイベントが開かれているらしいので、他の地域の方はそちらの記事を探されてもいいかもしれません。
集合~出発~到着
私たちのグループは展示場に9:30でした。変に早すぎもせず、ちょうどよかったです。10分くらい前に到着して、ご挨拶だけ済ませ、出発時間までモデルハウスの中を見学させていただきました。

ソファに座っていたこの子、CMとかでよく見ると思いますが、「みらいおん」という名前らしいです。

モデルハウスの中を回ってですが、全体的に立派な印象でした。住宅展示場に出ている家は基本、注文住宅なのでどこの会社さんも立派なのですが、セキスイハイムさんはやっぱりワンランク上の印象です。
さて、時間になったらバスに乗り込んで出発です。今回は大きい観光バスと少し小さめの観光バスの2台となりました。
江戸川区から高速道路を使って、1時間半くらいで埼玉県蓮田の工場に到着です。11時くらいに到着したら、一番最初にお昼ご飯でした。
今回はクリスマス直前とのことで、ローストビーフ弁当でした。「いつもよりちょっといいやつ」とのお話で、美味しくいただきました。
この後、11:45くらいに再集合して、台風体験のできるブースへと移動になりました。
※ここでお詫びなのですが、工場内では写真撮影が禁止されていまして、見学中の写真は撮れなかったのです。そのため、配布された資料の写真などで説明させていただいていますので、ご了承くださいm(__)m
台風実験
食事を終えた私たちが最初に行ったのが台風の実験や体験ができるブースでした。ネットを見ると「台風実験館」のように屋内のところもあるようですが、蓮田工場は屋外でした。
すごい簡単に説明すると、大きな扇風機で暴風体験をする感じです(希望者のみ)。体験の風速は50m/sでした。直接体感する以外にも、実際の屋根を持ってきて、一般的な瓦屋根とセキスイハイムさんの屋根の比較を行う実験がありました。こちらは風速60m/sでしたが、瓦屋根は瓦が吹き飛んでしまっており、こういう実験を見ると、今の家の安全性の高さがわかります。
こちらは15分くらいでサクっと終わり、いよいよメインイベントの工場見学です。
工場見学

写真は配布資料から頂いています。
中では家が作られている様子がわかります。
今更ながらセキスイハイムさんの建築方法の確認ですが、工場で部屋を作って、それをトラックで現地まで運び、現地では箱状の部屋を重ねわせてジョイントするだけ、というものです。
ですので、現場では基礎だけ先に作っておいて、あとは天気のいい日に1日で組み立てる、というシステムです。
ちなみに、枠組みだけみるとこんな感じです。

これが柱だけの家です。セキスイハイムさんは木造もやっているそうなのですが、基本は鉄骨です。鉄骨であることと、ジョイント部分にこだわりの技術を使って建築しているため、筋交いが不要とのことです。筋交いが不要になるので、窓が大きく作れるなどのメリットが発生します。
これは見学用のものですが、実際には一部屋ずつ内装や配線までつけた状態で完成させ、それを現地に運ぶことになります。
下の写真だと少しわかりやすくなるでしょうか。

これは柱に壁がついた状態ですが、さらに内壁や床、キッチンやトイレであれば、シンクやコンロ、便器などもすべてセッティングされた状態で完成させ、それを現地で組み合わせることになります。
説明の中では、工場内での建築のメリットを、
①建築中に雨が降ることがない。
②大工さんにやさしい。
していました。確かに、大工さんに負担がかからなければ、変な手抜きやミスはなさそうな気がしますね。
工場内の見学はなんとなく1時間半くらいでしょうか。工場を出た後、小休止を挟んで、耐火実験が行われました。外壁に火をあてても燃えにくいです、という実験ですね。
これも終わったら、敷地内にあるセキスイハイムミュージアムの見学です。
セキスイハイムミュージアム
こちらはミュージアムということで、セキスイハイムの最新設備などを映像なども交えて見学、体験できる建物です。

①安心ハイムゾーン②快適ハイムゾーン③スマートハイムゾーンの3つに分かれていて、それぞれ、耐震、適温、IOTの説明がされていました。
特に③なのですが、他社でもしている、電気自動車とオール電化の住宅を接続してお互いに電気のやり取りができるシステムですね。商品名としては違いますが、この手のシステムは今後定番になるのかもしれません。
見学終了~展示場
敷地内にもモデルハウスがあったのですが、今回は時間の都合で見学できませんでした。15:00出発で16:30到着という感じで、ほぼ予定どおりでした。
帰りのバスの中ではクイズがありまして(行きのバスで予告されていたのですが)、工場で説明された内容の中から4択クイズが出題され、外れた人から順次抜けていき、最後の1人になった方には某テーマパークペアチケットプレゼント!というものです。
私たち、けっこう頑張ってラスト3組まで残ったのですが、最後は完璧にメモを取っていた小学生が持っていきました(笑)。景品がいいので、本気でほしいなら本気で取りにいかないとダメでしょうねぇ。
ちなみに、最後の最後までクイズで差がつかなかった時は、じゃんけんだそうです。
終わりに
今までは1社のイベントの複数参加していたのですが、他社のものを見ると違いがはっきりします。モデルハウス自体は見たことがあったのですが、金額なども考えながら見ると、いい設備にはいいお金がかかる、というのもわかりますし、逆に、この設備はどちらの会社にもある、ということがわかったりします。
うちの場合、住宅ローンの関係などで、早々と1社に絞ってしまったのですが、ちゃんとあたってみると、それなりになんとかなりそうな感じはあります。やはり表面的な見学でなく、見積もりつくるレベルで2~3社は検討してみる必要がありそうです。
